地域課題解決活動
増えていく“廃校”をどうか活用したらいいのか、公的施設の“指定管理”にNPOとしてどう取り組んだらいいのか、
青森市の鳥“フクロウ”を市民の心に根付かせるにはどうしたらいいのか、 “空き家”をどう活用していったらいいのか、
“市民”意識をどう醸成していったらいいのか……地域社会はたくさんの問題を抱え、
その解決を待ち望んでいる意識の集積に取り組んでいきたいと思います。
■ 青森市の鳥・フクロウを市民に周知させる活動
2015年から、青森市の鳥「フクロウ」を青森市民に周知させる活動に取り組んでいます。
フォーラム、セミナー、ワ−クショップ、展示会など、多彩なプログラムで、なぜ青森市の鳥がフクロウなのかを、お知らせしています。「フクロウ博物展」では、写真パネル、フクロウの絵画、フクロウの彫刻の展示。
当法人が王余魚沢地域に仕掛けたフクロウの巣箱に営巣して、フクロウのヒナが巣立っていくオリジナル映像を撮影し、これをモニターで見てもらいました。
2019年、チェンソーで彫刻するチェンソーアートの名手を招へいして、フクロウの彫刻を作成してもらい、これを青森市新町通りの店舗前に設置し、市の鳥フクロウをアピールしています。
同時に、AOMORI OWL(アオモリアウル)とネーミングしたキャラクターを考案し、市内関係機関、商店会に配布した。
■ 町内会との協働活動
2018年度、青森市松原町会の文化祭で、フクロウの展示会を開催。
生きたフクロウを会場の青森中央市民センターに入れて、来場者に見てもらいました。
生きたフクロウを公共の施設に、初めて入れることができました。
■ 森の危険箇所を修復する活動
当法人が活動している「王余魚沢倶楽部の森」の杉の巨木が、美人川に倒れかかって、堰堤を損壊しそうでした。
県の河川担当課と森所有者に交渉して、河川と逆の森側に倒れるように、森林関係業者に切り倒してもらいました。
この杉材の有効活用を考案中です。