森のプロジェクト
■ 立志の森プロジェクト
子どもたちの居場所(秘密基地)づくりを実施しました。
大きな杉板に、子どもたちの将来の夢を書き、それを森の中に見つけた居場所の杉の立木に架けました。チェンソーアート実演、生き物観察、レクリエーション指導、川遊びなどなど、子どもたちの遊び心満載のプロジェクトを進めました。
事業リポートとして「立志の森 王余魚沢」(A5判 14ページ)を刊行した。
■ ニホンミツバチの飼育・指導
王余魚沢の廃校周辺、王余魚沢倶楽部の森でニホンミツバチ捕獲箱12群を設置し、愛好者10人が捕獲にチャレンジし、6群捕獲に成功した。
蜂仲間が、巣箱を狙っている穴熊を撮影した。
市民農園事業
2019年度は、19名、32区画で営農を楽しんだ。
(画像:なし)
談り架け(かたりかけ)事業
2019/5/27
ゲストはあおもり食命人(しょくめいじん)のあおもり地区代表・柿崎和江さん。
「甘麹(あまこうじ)」の素晴らしさとその作り方と、イタリア野菜を売り込んでいる「アオベジ」の取り組みについて。
4種類のアオベジを試食した。
2019/7/2
日本フットパス協会理事の神谷由紀子さんをゲストに、「フットパスとまちづくり」をテーマに、フットパスがまちづくりの素晴らしいスキルであることを、全国のフットパスの現場の実情をあげ、語っていただきました。
2019/8/26
染色家・森たか子さんをゲストに開催。
テーマは、「日本の古代の色」。
平安時代、色彩のもつ意味や格式を、古代の歌を例にとりながら、受け継がれてきた色を解説し、染めの世界を話してもらいました。
2019/9/13
ゲストは劇作家の工藤千夏さん。
進め!青函連絡船という社団法人の理事、畑澤聖悟さんが主宰する劇団「渡辺源四郎商店」のドラマターグ。
アメリカで演劇理論を学び、いま演劇に深く関わっています。
青森と東京を往復しながら、高校演劇の指導や、青函連絡船の歴史を演劇で残していく活動をかたりました。
2020/1/7
ゲストは 相撲甚句の達人、大久保達夫さん(75歳)
青森県に「青森相撲甚句会」をつくり、その代表に。
相撲甚句を朗々と歌い上げ、粋な調子の相撲甚句に聴き惚れました。
2020/2/17
ゲストは投扇興の名取、其扇庵青鳳(宇野正)さん。
投扇興の歴史、道具、遊び方を講義して、参加者全員で実技にトライしました。
扇子と蝶の置物の落ち方の形態が41種類あり、参加者が歓声をあげながら、雅な時間をすごしました。
サードエイジサポート事業
■ 歌声喫茶事業
当法人と男塾ロックの会との協働事業として、昭和30年頃から昭和40年頃まで流行した「歌声喫茶」を復活させ、ともに歌い、ともに語らう「うたごえおやじ喫茶」イベントを開催しています。
青春を回顧し、参加者同士が交流し合うというミッションと、認知予防のためにという隠れミッションのもとに、2019年度は年2回、各200人が参加しました。
地域課題解決活動
■ 青森市の鳥・フクロウを市民に周知させる活動
2019年、チェンソーで彫刻するチェンソーアートの名手を招へいして、フクロウの彫刻を作成してもらい、これを青森市新町通りなどの店舗前に10点設置し、
市の鳥フクロウをアピールしています。同時に、AOMORI OWL(アオモリアウル)とネーミングしたキャラクターを考案し、市内関係機関に配布した。
■ 森の危険箇所を修復する活動
当法人が活動している「王余魚沢倶楽部の森」の杉の巨木が、美人川に倒れかかり、堰堤を損壊しそうでした。
県の河川担当課と森の所有者に交渉して、河川と逆の森側に倒れるように、森林関係業者に切り倒してもらいました。
この杉材の有効活用を考案中です。
教育現場との協働事業
■ フットパスでまちおこしができるコーディネーターを育成する活動
青森大学の地域貢献演習授業2019年度のテーマを、「青森県初のフットパスを作ろう」とし、幸畑団地地区まちづくり協議会の協力を得て、青森市幸畑から田茂木野まで、約3キロほどのフットパスを設置し、フットパスマップを製作しました。
アドバイザーとして、日本フットパス協会理事を招へいし、地域住民と青森大学学生を対象に、講演会を催しました。
■ SDGsを学校の現場で取り上げてもらう活動
当法人理事長が、青森市立浦町中学校60周年記念誌編集の一端を担い、浦町中学校エリアの地域課題として、ねぶたの意匠の発見、堤川の有効活用、棟方志功の啓発、海辺の再利用、地場産業の継承、教育文化エリアの存続を掲げ、SDGsの目標テーマとリンクさせながら、生徒たちに小論文執筆を指導しました。
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受賞歴
2018/12/13
仙台に行ってきました。
東北電力の「東北・新潟の活性化応援プログラム」助成金申請が通ったので、その贈呈式でした。
私たちのNPO理事・高橋さんと共に晴れがましい場に出て、数分スピーチをしてランチをごちそうになり、記念写真を撮ってもらいました。
東北・新潟地域の7団体が助成金をうけ、それぞれの団体のパワフルな取り組みに圧倒されました。